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大阪ほんま本大賞受賞作『ほたるいしマジカルランド』

  • horikoukyokudou
  • 2024年10月10日
  • 読了時間: 2分

更新日:1月14日

2024年大阪ほんま本大賞を受賞した寺地はるなさんの『ほたるいしマジカルランド』は

大阪の北部、蛍石市にある「ほたるいしマジカルランド」という遊園地で働く人たちのお話です。

遊園地という非日常的な場所で働く人々が抱える悩みや葛藤、そしてそこから得られる再生の過程が、温かく描かれています。どのキャラクターも不器用ながらも、他者との関わりの中で成長し、希望を見出していきます。現実的なテーマと心温まる描写が、読者に勇気を与えてくれる作品です。



大阪ほんま本大賞とは?

大阪ほんま本大賞は、大阪府内の書店員の推薦に基づいて選出される文学賞で、地元大阪の読者に愛される作品を発掘・推奨することを目的としています。読者にとって「ほんまに良い本」を紹介しようというコンセプトで、ローカルでありながらも全国的に注目を集めています。

この賞の特徴は、専門的な審査員による評価ではなく、現場で直接読者と接している書店員たちの推薦が主軸となっている点です。そのため、受賞作は地元の読者にとって身近で共感を呼ぶ内容が多く、地域に根ざした文学の発展にも貢献しています。寺地はるなさんの『ほたるいしマジカルランド』も、そんな「ほんまに良い本」として選ばれた作品の一つです。




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