辻村深月の描くリアルな心情劇「傲慢と善良」
- horikoukyokudou
- 2024年11月18日
- 読了時間: 1分
更新日:1月14日
辻村深月の小説『傲慢と善良』は、婚活や結婚をテーマに、人間の内面を鋭く描き出した作品です。
物語は、婚約者の突然の失踪をきっかけに、主人公が彼女の過去と向き合いながら、自身の価値観や感情を見つめ直す過程を描いています。

あらすじ
30代になった西澤架は、マッチングアプリで出会った坂庭真実と付き合い始める。しかし、親の敷いたレールの上を歩み善良に生きてきた真美は、架と婚約直後に失踪してしまう。消えた真美の行方を捜す中で、知りたくなかった彼女の過去と嘘が徐々に明らかになる。
2024年9月に映画公開
第7回ブクログ大賞を受賞し、発行部数100万部を突破した本作は今年9月に映画化。『サヨナラまでの30分』の萩原健太郎が監督を、『ホテルローヤル』の清水友佳子が脚本を手掛ける。『そして僕は途方に暮れる』の藤ヶ谷太輔、『マイ・ブロークン・マリコ』の奈緒のほか、倉悠貴、桜庭ななみ、菊池亜希子、前田美波里らが出演した。

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