髙田郁『ふるさと銀河線 軌道春秋』の魅力
- horikoukyokudou
- 2024年10月15日
- 読了時間: 1分
更新日:1月14日
あらすじ
髙田郁(たかだ かおる)さんの『ふるさと銀河線 軌道春秋』は、地方のローカル鉄道を舞台にした全9編の短編小説集です。温かな人間模様や地方の風景描写を通じて、人々の営みや思い出が丁寧に紡がれていきます。鉄道というテーマを通じて人々の人生や心の交流を描いた、優しくて哀しくて温かい9つの物語となっています。本作品は第10回大阪ほんま本大賞を受賞しており、髙田郁さんは第1回大賞「銀二貫」に続く2度目の受賞となりました。

髙田郁さんについて
「みをつくし料理帖」や「金と銀」などの時代物小説で有名な髙田さんですが、元は漫画原作者として活動されていました。そんな髙田さん原作のコミック「ふるさと銀河線 軌道春秋」を文庫化したのが本作となります。
大阪ほんま本大賞とは
大阪ほんま本大賞は、関西の書店と出版取次会社が協力し、大阪に関係する小説を1冊選び、大阪発のベストセラーにしていこうという取り組みです。毎年その収益の一部で、児童養護施設の子どもたちに本を贈っています。
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